奈良一日目 後半 橿原市今井
橿原運動公園駐車場を利用して今井の町を巡りました。
もう日が傾きかけた時間でしたが、逆に西日が壁に当たって普段とは違う写真が撮れました。
奈良市指定文化財 旧高一郡教育博物館（現町並み交流センター）
今井は重要伝統的建造物群保存地区の寺内町です。
６００ｍ×３００ｍの環濠内に、近世初頭にできた町割り・建物がそのまま残されています。
案内図のように、一本の街道に沿った町並みではなく格子状に町並みが残ります。
写真を撮りながら全部の道を通るには、お買い物自転車が最適だと思いました。
塀と庭木と家屋が不思議な雰囲気でした。どこかの寮かアパートのように見えました。
横から見ると普通の二階建てですが、表側は格子戸・屋根瓦で通りに溶け込んでいます。
二階の壁は虫籠窓風に作られています。
看板を見ないと床屋さんであると分かりません。
奈良県指定文化財 山尾家住宅
１８世紀後半造と見られ、幕府の巡見使一行の宿泊所にもなっています。
奈良県指定文化財 吉村家住宅
一階の角が削られているところが見事な造形になっています。。
↑↓ 町の入口近くでは道がクランク状になってます。
むき出しの土壁にも目を惹かれました。
こういう道に出会うとほっとする感じです。塀の先の建物は左に傾いてるようです。
当然ながら、壁を傷めないようにそっと立てかけました。
睫毛のような庇の付いた小窓がとてもユーモラスでした。
味わいのある集合住宅です。
日が真横から差す時間になりました。駐車場に急ぎます。
公園から町並みへの道では、横断歩道橋も歩道も自転車と歩行者が分離されていました。
こういう環境が全国にできるといいですね。
奈良の旅① 前半 大宇陀 に戻ります。
奈良の旅② 葛城古道 に続きます。
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