コリドーとは通路、回廊を意味します。
本サイトでもご紹介している「静岡県サイクルツーリングガイド」に載っているコースです。
「コリドー狩野川」として一般道を含む５４ｋｍのコースが2000年に設定されました。
その上流部に著者の白鳥和也氏が峠越えを加えて周回コースにしたものがこのプラスワンです。
走行距離４１ｋｍ， 上り標高差合計５３０ｍ
「静岡県サイクルツーリングガイド」の地図を参考にしました。
コピーを載せたいほど本物は素晴らしい地図ですが、残念ながら無理ですね。
公園から土手沿いの遊歩道を行きます。
狩野川唯一の吊り橋「松ヶ瀬橋」、長い橋で全景を撮れませんでした。
「女橋」と「男橋」二つを合わせて「出会い橋」と呼ばれます。この橋は「女橋」。
つるし柿がとても綺麗な色でした。
国士峠５１０ｍ、特に広場もなく展望も望めませんでしたが樹林の間から富士山が見えたのは良かったです。
富士山を入れた写真はうまく撮れませんでした。
帰りの快適な下りカーブに現れるワサビ田。ブレーキをかけて止まるには強い意志が必要ですが、止まってじっくり見たい景色です。
上のワサビ田からずっと続いている広大な田。
ワサビ農家のお家でしょうか、石垣も見事でした。
棚田とワサビ田（青いところ）、下りで一気に通り抜けるのが惜しい景色です。
山岳コースから下りてきた時に集落が見えてくるとほっとします。
懐かしい感じの木造家屋。
現在も使われているレンガ造りの水路橋、アーチの下は物置に利用されています。
裏側から観た水路橋。右はレンガの上の水路で時々水が流されるそうです。
緩い下りの遊歩道を通って公園の駐車場に向かいます。帰り道が下りなのは本当にありがたいです。
この後日帰り温泉によって帰りました。
有名温泉地の宿の日帰り温泉は、行くまでの道が混んでることが多いです。
日帰り温泉だけやっているところがお勧めです。
「静岡県サイクルツーリングガイド」の全コースに共通するのは、スタート地点、ルート、寄り道、見所が
計算され尽くしたように作られていることです。
辛い上りがあっても必ずその後には長い快適な下りがあります。上りのご褒美ですね。
この下りがあるなら上りの苦労も報われる、と思えてきます。
今回のコースはトップに紹介されていますが、私は初めて走りました。。
レベルは「上級」、プロフィールマップ（高低表）は尖った山の形をしていたので、
近いうちに行こう行こうと思っているうちに時が経ってしまいました。
今回走ってみて、素晴らしいコースだと知りました。
季節を変えて何回でも来てみたいと思います。
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